口腔保健研修会(最終回)

東京都立心身障害者口腔保健センター主催の研修会に日曜日、参加してきました。
今回は歯科診療における全身管理の問題についてと感染症とその対策についてでした。

歯医者さんで全身管理?と思われるでしょうが、
歯科治療は痛くて怖いというイメージから、どんな方でも治療中はかなり緊張してしまいますよね。

その緊張が血圧や体温、心拍数を異常に上げたり下げたりしてしまう場合があります。

どんな方でも歯科治療での緊張や痛み刺激は少ない方が良いのですが、
もともと高血圧症などの全身疾患を持っていると特に、
歯科治療の際に体に異常をきたす恐れがあるのです。
そのため当院ではなるべく緊張を和らげるように音楽をかけたり
麻酔注射の前には表面麻酔を使用するようにしています。

cimg1141.JPGまた、麻酔注射は機械式のものを取り入れ、少しでも痛みを軽減できるようにしています。

 

もうひとつの題目、感染症とその対策では
院内感染のことや滅菌消毒についてを勉強してきました。

cimg1139.JPG当院のオートクレーブ

 

 

 

 

cimg1137.JPG器具とディスポーザブル(使い捨て)エプロンと紙コップ

 

感染予防は万全に!を心がけて取り組んでいますが
時々は研修会などで知識の復習をしたり、再確認をしたりすることは必要です。
今回も大変実りある研修会でした。